アルバムを見返してみたら黒歴史が塗り替えられた話

私の家には父親が作ってくれた小学3年生のころからの家族アルバムがあります。

最近こそスマホのせいでそのアルバムは更新されていませんが、全部で20冊ほどある大長編です。

 

そんなアルバムを急に見返す気になったのは

就活をする先輩方を見ていて、自分も少しでも早く自己分析につながる何かをしておきたいと思ったことがきっかけです。

 

正直ずっと読むのを避けていたんです。

なぜなら中学高校が黒歴史だったから…

 

少しぽっちゃりとしたボウズで針金みたいな眼鏡の自分の写真を何冊も見返せる勇気があるだろうか…

そんな思いでページをめくってみると、取られていた写真は家族との写真ばかりでした。

 

思い出の中では学校に行くのが億劫で目立たない子

 

しかし写っているのは室内や広い公園で兄弟と戯れる笑顔の写真ばかり。

家族写真なのだから当然といえば当然。

 

しかし、その写真を見たとき自分は

「あれ??俺たのしそうじゃん??なんで今までこの頃を黒歴史と思っていたんだろう?」

 

正直当時の些細なことなんて今じゃもう覚えていなかったんですね。

そんな中笑顔だったという事実の写真をたくさん見て、そっちの思い出だけを思い出してしまったみたいです。

 

自分の大好きな歌手奥田民生さんの歌「スカイウォーカー」の歌詞で

「どっちでもいいことだ しあわせと呼ぼう」

という一節があるのですが、自分はずっと

 

「どっちでもいいことは しあわせと呼ぼう」

と間違って覚えていたんですね

 

 

今となってはつらかったあの頃にあった黒い歴史は甘酸っぱかったなぁ~若かったなぁ~とポジティブにとらえるのか、いややっぱり当時はすごいキツかったなぁ、とつらかったという事実を持ちつ続ければいいのかわからなくなる時があります。

 

そのときは間違って覚えた歌詞に従うと僕は心が軽くなります。

 

「どっちでもいいことは しあわせと呼ぼう」